2017年6月
個人型年金の手数料相当の運用商品の売却に関する障害についてのお詫び並びにご報告


 弊社が記録関連運営管理業務を受託する個人型年金におきまして、本年4月の手数料徴収処理の際、手数料相当の運用商品の数量が誤って売却された障害につきまして、対象のお客様にはご迷惑をお掛けしましたことを心よりお詫び申し上げます。
 本障害により売却された商品の数量の買戻しは終えており、お客様に不利益とならない形で回復させていただきましたが、本障害に係る処理の概要と経緯につきまして、下記申し上げます。


1.手数料の徴収方法と弊社が受け取る個人型のお客様データについて
【手数料の徴収方法】
 個人型年金の毎月の手数料は、掛金の引落があった方は掛金から徴収し、掛金の引落が無かった方はお持ちの運用商品を手数料相当額分売却し、売却代金を手数料として徴収いたします。
【弊社が受け取る個人型のお客様データ】
 弊社は、国民年金基金連合会(「連合会」と略します。)から申込をされた個人型のお客様データを受け取り、弊社システム内に取り込みます。
 掛金については、連合会から毎月、拠出される加入者様の金融機関口座からの引落データを受け取り、既に弊社システム内に保持しているお客様データと照合の上、取り込みます。
 その後、引落の有無によってそれぞれ上記の方法により手数料徴収処理を行います。


2. 本障害の発生経緯
【本障害の発生当日の処理】
 本障害の発生より前に、弊社は連合会からあるお客様の加入撤回の連絡を受け、該当の方の加入者様データをシステムから削除しておりました。
 4月7日に連合会より引落データ(引落日:3月27日分)を受け取りましたが、その中に、加入を撤回されたお客様のデータが含まれておりました。そのため引落データを弊社システムへ取り込む際に「該当加入者無し」というエラーとなりました。
 弊社は、該当のお客様データを取り除いた引落データを再作成の上、弊社システムへの取込を行い正常に処理し、掛金からの手数料徴収と運用商品の購入が通常通り行われました。
【本障害の発生原因】
 しかしながら、上記の引落データの再作成に想定外の時間が掛かっていたため、この完了前に、掛金の引落のなかった方を対象とする運用商品の売却発注(運用指図)処理の自動開始時刻が到来してしまいました。この結果、実際には引落のあった方も、引落データの再作成が間に合っていないために「引落無し」とみなされ、手数料相当の商品数量の売却注文が自動的に行われておりました。
 弊社において、引落データの再作成の遅延による影響を十分に認識していなかったことがこのような障害を生ずる結果となり、誠に申し訳ございません。
 なお、取引履歴上は本障害による売却は「売)手数料」と表示されておりますが、手数料が二重に徴収されたものではなく、売却された商品の売却代金は、現金(待機資金)という形でお客様の口座に残っておりました。


3. 原状回復のための買戻しについて
【買戻しの実施結果】
 本障害により売却された商品数量につきましては、売却された数量を買戻すための発注を4月26日に行いました。値上がりが大きく目標数量未達商品については5月11日に追加の発注を行い、対象のお客様のすべての運用商品について売却された数量(もしくはそれ以上)を回復いたしました。
【買戻しの金額】
 買戻しの金額は以下の通りとなっており、売却代金では不足する場合は弊社で補い、必ず売却された数量かそれ以上となるようにいたしました。
[元本変動型商品]
 売却時の時価と買戻し発注時(前営業日)の時価を比較しまして、
 ・値下がりしている場合:売却代金を買戻し金額としました。
 ・値上がりしている場合:売却代金に、「値上がり分」+「価格の推移から判断される原状回復を確実にするための上乗せ分」を加算した金額を買戻し金額としました。
[元本確保型商品]
 売却代金に、本来得られていた利息相当を加算した額を買戻し金額としました。
 ※中途解約金利が適用され売却されましたので、中途解約による機会損失の補填として、全プランの中で最も高い利率の元本確保型商品の利率を元に満期までの複利を計算いたしました。


4. 再発防止策
 今回のような障害が二度と発生しないよう、下記再発防止策を既に実施いたしました。
 本件は掛金の引落データの取込にエラーが発生した際の対応不備が原因でありますので、エラー発生時の対処は十分な注意を払うことは勿論のこと、システムでの障害防止策として、データ取込や、手数料徴収に関連するデータ間の矛盾がないことのチェック機能の強化と、後続の処理が本来開始される時刻までにデータ取込が完了できるようにするための措置となっております。
【再発防止策】
 @引落データが弊社システムに正常に取り込まれていない場合は、手数料相当の商品数量の売却発注処理を開始する前に、異常を警告する。
 A引落データを元に掛金からの手数料の徴収処理を行う前に、万一掛金の引落のあったお客様に対して手数料徴収のための運用商品の売却指図の予定データがある場合は異常を警告する。
 B引落データと弊社データでの加入者の不一致等により引落データを修復する場合の処理時間を処理方法の変更により短縮する。


この度は、ご迷惑をお掛けしましたことを重ねて深くお詫び申し上げます。今後このようなことのないよう、万全を期す所存でおりますので、何卒、引き続きよろしくお願い申し上げます。

ご不明な点等ございましたら、弊社コールセンターまでご連絡をいただきますようお願い申し上げます。

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