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確定拠出年金の基本的な運用方法を確認しましょう
確定拠出年金の運用方法とは
確定拠出年金では、加入者自ら商品を選択し運用します。運用の際には、まず運用方針を決め、それに従ってポートフォリオ(運用商品の組み合わせ)を作成します。 しかし一度決めたポートフォリオから変更しないと、 時間の経過と共にアセットアロケーション(資産配分)が自身の運用方針とは異なるものになってしまう可能性があります。仮に変化がない場合でも、加入者自身の年齢やライフプランを考えると適切なものではなくなってしまう恐れもあります。
そこで、自分に合ったポートフォリオにするために、定期的なモニタリングと、必要に応じてリバランス(調整)を行う必要があります。
ここでは、確定拠出年金の基本的な運用方法をご説明します。
1. 掛金額を決定する*
老後資産の目標額やライフプランに応じて掛金額を決定します。加入時年齢によって目標額は変わります。
*iDeCo加入者・企業型DCで選択制もしくはマッチング拠出制度がある場合
2. 運用方針を決定する
目標額やリスク許容度に応じ、「投資対象資産をどうするか」「リスクをどのくらい取れるか」など運用方針を決定します。
3. ポートフォリオを作成する
運用方針に合った運用商品を選択し、ポートフォリオを作成します。 同じ国内株式でもファンドの運用方針や経済情勢、市場環境によって異なる値動きをするものもあるので、運用商品ごとの特性にも注目してみてください。
運用商品の詳細は、加入者サイトへログインをして「運用商品一覧」から確認してみましょう。
4. 定期的にモニタリング(運用状況のチェック)
運用当初に決めた運用方針に応じたアセットアロケーションが維持されているかなど、運用状況を定期的にチェックします。
確認の頻度に決まりはありませんが、年1~2回くらいが望ましいと言えます。
また転職・結婚などのイベント発生時もそのタイミングと言えるでしょう。
5. 必要に応じてリバランスする
下の図のように、運用方針と資産配分のバランスにズレが生じた場合は、「配分変更」や「スイッチング」を活用し、元のバランスに調整します。
これをリバランスといいます。必要に応じてリバランスを検討しましょう。
配分変更・スイッチングとは
確定拠出年金の運用には必須とも言えるリバランスを実施するための、「配分変更」や「スイッチング」についてご説明します。
「配分変更」は、毎月の掛金で購入する運用商品の配分を変更することです。配分変更は無料で行えます。また、毎月の拠出日前であれば何度でもやり直すことができます。
「スイッチング」は、これまで積み立ててきた資産の商品構成を変更することです。商品の売却と購入はその時点の時価で行われます。一部商品を除き、売買時の手数料は無料です。
時間の経過とともに、相場が変動することで割合が変わったアセットアロケーションを見直す場合は「スイッチング」を行い、運用方針の変更に伴うアセットアロケーションの見直しは、「配分変更」や「スイッチング」をセットで行うことが一般的です。
※配分変更・スイッチングは加入者サイトからお手続きいただけます。ご不明な点がございましたら加入者専用コールセンターまでお問い合わせください。